2001年5月21日の三宅島ヘリ観察報告 (高田亮)

■ヘリ:警視庁おおとり6号
乗員:大島,高田,ほか6名
行動:
 9:02 東京ヘリポート離陸.
 9:56 三宅ヘリポート着陸.2名下りる.
 9:57 三宅ヘリポート離陸.
 10:40 三宅観察終了.
 10:56 神津島着陸. 
 11:25 神津島離陸.
 12:25 東京ヘリポート着陸.

■三宅の天候
曇り所により晴れ.
500-1000mに部分的に雲がかかる.
南西の風弱し.


■観測結果
噴煙:プリューム高度2000m(遠くから噴煙よく見えず.
   ヘリでプリュームの先端の高度まで上昇して計測)
   白色,連続性の高いプリューム,真上に上昇,
   低空の雲を突き抜けている.
ガス:青白いガスは,プリュームでいったん上昇し,北東へ流れる.
   カルデラ内は薄いガスで充満.
火口:主火口の南側の火口が活発.
   主火口の北側のヘリ内側には硫黄昇華物顕著.

以下は,雲が多く,部分的にしか観察できなかった.
カルデラリム:割れ目は,先週と同じ状態.
カルデラ床:先週と同じ状態.


(※高田亮氏による報告(メール)を宮城磯治が整形&保存)