4月16日の三宅島

東京ヘリポートより警視庁ヘリ(おおとり6号)にて.同乗者は千葉大津久井さん.
他に都の広報カメラマン,建設局職員,警視庁交代要員の3名同乗.
東京ヘリポート9:00発,三宅島着10:01,三宅島発10:55,神津島発11:52,
東京ヘリポート着12:50.
おおとり6号はバブルウィンドウがついていたので,観察しやすい.

風は下層で弱い東風,上空は弱い西風だが,時間とともにやや風向きは変化する.
全体に霞がかかっているが,カルデラの中は比較的よく見えた.
噴煙は火口から西に少し流された後,上昇して西風に流され島の東に長くたなびく.
風が弱いせいもあって,噴煙高度は1800mから2000m.ただし,上昇の勢いは弱い.

青白色ガスは,弱く立ち上ってから,主に東側に広く拡散する.そのため全体に薄く,
ヘリが噴煙の下を通り抜けようとするほど向こう側がよく見えた.

カルデラ内,カルデラ縁にこれといった変化はない.南西・南縁の亀裂はそのまま残っている.
ときどき北側カルデラ壁で崩落が起こるためか,茶色の土煙が確認できるが,小規模で
長続きはしない.

立根(大路池と新澪の間の都道不通部)で,海側に橋梁をかける工事を行っていた.

4月16日の三宅島0416

北海上から
サイズ:640×480
西上空から
サイズ:640×480
北上空から火口全景
サイズ:640×480
テレビ中継塔付近
南側から
サイズ:640×480
同じ場所を北東から
3月上~中旬に崩れた
サイズ:640×480
南西縁亀裂
サイズ:640×480
南縁亀裂
大きな変化はない
サイズ:640×480
スオウ穴側のカルデラ壁
サイズ:640×480
カルデラ内
サイズ:640×480
カルデラ内
サイズ:640×480
神着山側
針葉樹は葉が赤変
サイズ:640×480
立根の架橋工事
サイズ:360×480