11月29日の三宅島

東京ヘリポートより警視庁ヘリにて観察を行った.同乗者地震研金子さん.
三宅島到着は10時10分,その後約20分間観察した

高度1000mほどに棚状の雲があり,噴煙はそれより上まで上がっている.噴煙最上部まで ヘリで上昇していないので正確な高度は不明だが,噴煙高度は1500mくらい. 噴煙は南側噴気口列東寄りの火口から主に噴出している.
噴煙の色は白色.ほぼ連続的に噴出している.低層では弱い北東風に流され,硫酸ミスト が阿古方向に流れているが,棚雲より上では風向きが西寄りになり,下層とは逆方向にたなびいている.

噴気口近くに扇状にあった灰色泥水はほとんど認められず.陥没火口内の水たまりは 南西と北東の2ヶ所が大きく,どちらも赤黒い水をたたえている. 崩壊による崖錐が特にスオウ穴直下のものがやや大きくなっていて,11/15の伊藤さんの 写真にあるスオウ穴下東側の水たまりがほとんど埋め立てられている. このほかは大きな変化はない.

北東上空から
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噴気を上げる火口列
朝日新聞11/28に掲載 された硫黄が付着している火口はほぼ中央に見える
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火口底北半部 中央にマウンド
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火口底北東部,スオウ穴直下
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北側から火口内を見るステレオ画像.