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ラオスの希土類に富む花崗岩風化殻 ラオス中央部サイソンブーン地区における花崗岩の風化殻.総希土類含有量885〜3664 ppm であり,ラオスの他の調査地域の風化殻(36〜339 ppm) に比べて明らかに高い値を示す.コンドライト規格化希土類パターンは重希土類に比べて軽希土類に富むことを示す.希土類は主にイオン交換性粘土鉱物であるカオリナイトおよび希土類リン酸塩鉱物であるモナズ石やラブドフェーンに含まれていると推測される.風化が進んでいるために原岩が確認できないが,岩体は局所的に露出しているものと考えられる.風化花崗岩におけるイオン吸着型の希土類鉱化作用を明らかにするために,さらなる地球化学的・鉱物学的研究を行う必要がある. (写真と文:実松健造) |