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日立鉱山の大煙突 日立鉱山は阿武隈高原の最南端に位置する日本有数の銅山であり,その電気係は後に日立製作所に発展するなど,近代日本の成立に重要な役割を果した.鉱山から採掘した硫化銅鉱の精錬に伴う亜硫酸ガスは地域住民を困らせたが,その解決策として導入されたのが,高さ156mの巨大煙突による高層への希釈化である.大正3年(1914)のことである.その詳細は鈴木(2006)に詳しい.現在では風水害で高さ1/3となった煙突の麓で日鉱金属(株)などの加工部門が忙しい.また直下には常磐高速道路(赤色陸橋)も開通している. (石原舜三) |