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本研究は高レベル放射性廃棄物の地層処分に係わる熱・熱水の影響評価手法を検討するもので,原子力 発電環境整備機構の委託研究として実施した.東北地方をモデル地域に選定し,地形,地質,震源分布, キュリー点深度分布,地下温度分布,温泉分布,熱流量分布,地震波速度分布等のデータを収集し,それ らを二次元・三次元可視化ソフトウェアで重合処理を行った.広域的な温度分布や流体流動状況を示唆す る各種探査・調査データと地形・地質との対応を検討することで,高温異常域を含む広域地域のタイプ分 けを試みた.その結果,5タイプ(前弧側低地,前弧側山地,第四紀火山地域,背弧側低地,背弧側山地 )にタイプ分けした.ここに提示した断面図は,ある特定の断面位置を想定したものではなく,東北地方 全域の特徴をある架空の断面に総合的に投影させた概念的なものである.各々のタイプ地域の熱及び流体 流動の特徴が,熱源や流体流動の定性的な分布パタンとして示されている. (玉生志郎) |