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阿武隈山地の斑れい岩からなる山頂群 阿武隈山地のほぼ中央に位置する黒石山(標高 865 m)の山頂から北側の眺望.正面の山体 は片曽根山(標高 719 m),右後方のピークは移ヶ岳(標高 994 m),正面やや左遠方の山体は 麓山(標高 897 m)で,いずれもその山頂から中腹にかけては斑れい岩からなる.斑れい岩体 の外縁部が標高 700 〜 600 m に位置する場合は,その母岩である花崗閃緑岩中には多量の変成堆 積岩が含まれることが多く,外縁部が標高 500 m 以下に位置する場合には細粒閃緑岩(暗色包 有物)との混成岩相が発達する事が多い.これは各斑れい岩体が阿武隈花崗岩の天井を構成す る変成堆積岩類から下方に突出するルーフペンダントであることを示唆している. (久保和也) |