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トカラ平瀬の変質した火山岩類 トカラ平瀬は鹿児島県トカラ列島の北端に位置する岩礁群の総称で,侵食の進んだ火山体の 残骸である.海面上には南北約 2.5 km の範囲に小岩礁が点在するに過ぎないが,海面下では基 底部の直径約 13 km,比高約 400 m の海山を構成している. 写真はトカラ平瀬の南端付近の岩礁から,平瀬の中でもっとも大きな二つの岩礁を見たもので, 右側の岩礁の高さは 27 m である.トカラ平瀬は鮮新世の安山岩−デイサイト溶岩からなり,写真 近景に見られるように熱水変質により赤褐色化している. (写真:中野 俊,文:下司信夫) |