玉山金鉱床産,白雲母−カリウム長石含有ペグマタイト質鉱石 金は一般に熱水性鉱床に産し,ペグマタイトに伴われることは珍しい.玉山鉱床は氷上花崗 岩体 (440 Ma) 中に生成した我が国最古のペグマタイト質金鉱床で,鉱石は粗粒の石英 (灰色), 白雲母 (黒色または淡緑色),カリウム長石 (淡いピンク色) からなり,金は石英中に散点する. 本鉱床からの金の採掘は1200年前の天平年間に始まり,産出された金は中尊寺金色堂の建立の 際にも使用されるなど,奥州藤原氏の黄金文化を支えたと言われる.写真の幅:3 cm |