表紙の図
房総半島中部を東西に横切る黒滝不整合の下位には,下位から安房層群上部の 天津層,清澄層,安野層といった地層が広く分布する(左上図).これらの地層に ついては,多数の凝灰岩鍵層が挟在するために,鍵層を追跡した詳細な層序や 構造が明らかになっている.しかし,小糸川上流に位置する清和県民の森周辺 (左上図のC地域)は,三島湖や豊英湖といった古くからのダム湖があるために, この地域の詳細な地質調査はなされていなかった.今回,モーターボートを使った 地質調査(右上図)を行うことによって,この地域の構造や層序の詳細が 明らかにされ(左下図),場所によっては,安野層中部のチャネル堆積物 (砂質礫岩や礫質砂岩)が,下位の天津層と直接接することが明らかになった (右下図).本研究報告の石原・徳橋(2001)の論文参照.