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福井県小浜市田烏の西方約2kmにある奈胡崎に見られるチャートの露頭,このチャートは 層厚約30m,走向延長1km以上の規模を持つ岩体として,周囲の泥質混在岩に包有された 産状をなしている.泥質混在岩の時代が前期ジュラ紀であるのに対し,チャートはペルム紀 ・三畳紀・ジュラ紀の様々な時代を示している.5万分の1西津地域では北部に若狭湾を 含み,ジュラ紀の付加複合体である丹波テレーンの良好な露頭を海岸に沿って連続的に見る ことができる.遠洋域の大洋底堆積物を起源とするチャートは付加複合体の重要な構成 要素であり,プレート収束域において,玄武岩・石灰岩とともに海洋性岩石群として, 陸源性の砕屑物(泥岩・砂岩)と混合・混在化し付加した.
(写真と文:地球科学情報研究部門 中江 訓)
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