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オーストリア地質調査所 (GBA) によるイタリアのベスビオ火山での空中物理探査に向かう探査用ヘリコプター (AS350,イタリア・イカロス社所有)

 ソレント半島サンタ・アガタのヘリポートを飛行基地として,ナポリ湾対岸に位置するベスビオ火山の空中物理探査を実施した. ヘリコプター手前にはセンサーを収納する容器として,左から地磁気バードとVLFセンサー2台が見える.ヘリコプターからこれらの バードをケーブルで接続し,VLFバード2台と地磁気バードの順に下方につり下げ探査飛行を行った.また,機内には放射能 (ガンマ線) 探査のためのセンサー (ヨウ化ナトリウムの結晶) も搭載されて調査を行っている.ヘリポートがソレント半島の段丘上の比較的標高の 高いところにあり,低温と朝晩の霧に悩まされたが日中の天侯には恵まれて短期間に調査を実施できた.しかし,ベスビオ火山の 西側地域では原因不明によりGPSの電波が受信できず,これら欠測域では対地ビデオによる位置標定を余儀なくされた (Supper et al.,2001).

(写真撮影 : 大熊茂雄)
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