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地質標本館 館長 利光 誠一
地質標本館は、産業技術総合研究所地質調査総合センター(旧地質調査所;GSJ)の研究成果としての岩石・鉱物・化石などの地質標本の登録・管理・利用を支援し、あわせて地球科学の研究成果をわかりやすく皆様にお伝えするため、1980年につくばに設置されました。その後、皆様のご協力とご理解を得ながら展示や各種行事、教育活動を続けて参りまして、2010年8月に開館30周年を迎えることができました。
このたび地質標本館は、GSJのアウトリーチを代表し、あわせてGSJの研究成果として蓄積されてきたボーリングコアなども含めたGSJ全体の地質試料に関する整備と支援をするため、2010年10月1日から新しい組織としてスタートしました。その後も多少の業務体制の見直しを行い、2012年4月1日から、企画運営グループ、地質試料管理グループ、地質試料調製グループの3つのグループで上記のミッションの遂行にあたっていきます。そして、これらの3つのグループが密接に連携し、地質分野の関連ユニットとも連携・協力しながらGSJのアウトリーチや試料整備・調製に関する業務を推進していきます。
私たちは、これまでエネルギー・鉱物資源をはじめとして、地球から極めて多くの恵みを得てきました。これによって、巨大な文明社会を築き上げてきましたが、その一方で、今日では地域的な環境のみならず、地球規模の環境破壊を引き起こしつつあります。当地質標本館の展示や行事を通じて、身近な地球を再発見していただきますとともに、あるべき地球の姿を理解し、“地球に優しい社会”について考えて頂けるような活動を続けて参りたいと存じます。
今後とも皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。
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